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ちょっと待ってて下さいね…今ブログ生き返らせますので…(涙)
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| |w・) チラッ 

皆様こんにちは、あなたの隣人tommyでございます。
決算処理(ただし4月末)の現実から逃げる為に戻って参りました(@´ω`@)

・・・・(;・ω・) ウソデス ゴメンナサイネwww

ちゃんと1つ作品位は丸々復活させておくもんだったよね、と今更(´・ω・`)
自作を見るのは顔から火が出るほど恥ずかしいのですが(爆) いまでもちらほらと拍手を頂いているのに、何か掘ったら貸しにしておくのは流石に、と思いなおしましてな(@´ω`@)

が・・・2作目は・・・もはや手遅れ状態です(迫真)

…ただ、何分この、力技としか言い切れない長さのものを放置しておくのも何か勿体ない。
どんな形になるかは判らないけど、2作目も修復し、電子書籍みたいにして読める様にして適当にDL出来る様になったらいいなと思っています。

・・・・ ^~^; どうやってやるんだろうwww

こっそりパブ~にUPするか…ククク…

それにしても、一作目を書き始めてから、どれ位たったのかしら、7、8年位??
何だかんだと長いなぁ…とつくづく思うものです。
中学校2年生の時に、いわゆるFF4の2次創作を友達としていたので。そう言う意味では…え、20年以上ですか、と言う感じでwww

だからこそ、書きあげたもののケリだけはつけておくか、と言う気分にもなったのかもしれません。

こちらを修復している間。
まぁプライベートでも色々あり、家族でぶつかる事もあり。自分自身、ある種老い(やめんかww)を感じる事も多々あり。
人生今更ながらやっぱり最後まで挑戦の連続だなぁとつくづく。

まぁ、何かのついでといいますか、ちょっとこの数年。

わたくしゴトながら、結婚し、夫の実家の仕事を手伝う様になった事で、とことん現実を見る必要が出てきた事…仕事以外でも夫が色々忙しい事などもあったけど、まぁえげつない話、収入などの生命線を全て他人に握られてしまった以上、何とか平和な家庭を作って、仕事も、自分が必要な存在にならないといけない。(と、思っててww)
その為に色々なアンテナを閉ざさざるを得ず、一切何もかけなくなってしまった…と言う状態になっていたなぁと。

それで、穏便に家庭を作り上げ、やっと、形が殆どないまま任されていた事務方の仕事も整理出来て落ち着いてきたんですが、いかんせん私自身。

やっと目指す所に行った筈なのに、『幸せ感』 がない^^;
 
… …
 
どんな形であれ、人は創造し、表現するって事を忘れちゃなりません(@´ω`@)
 
それは、生きる意味にも繋がる事だと思うので…
 
もうエジリディは恐らくは書けないと思いますが、少しづつ、リハビリしてゆきましょうかね。
 


さぁ、立春も終わり、春分も終わり、年度末も終わろうとしています。
色々、新しいドアを開ける方もきっと多い季節かと思いますが、臆する事無く参りましょう^^

ではでは、また… (=゚ω゚=)ノシ 

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そして数ヵ月後―――
 

春の訪れと共に、エブラーナでは新王戴冠式と結婚式が執り行われる事になったが、これはエブラーナ史上初となる、世界各国からの来賓を招くという歴史的一大イベントだった。

辺境の国ながらもエブラーナの民たちは盛大に来賓を歓迎し、来賓の中には、幻界より訪れた一団―――幻獣王や女王、そして無理やり人間の姿に化けた珍妙な幻獣達の姿もあり、国内は大きく湧き上がったのだった。

「この良き日を迎えられた事を、神の名と、天地の恵みの元に祝福いたします。」

王宮内の本神殿で、神職長と国家の重鎮・来賓達の立会いの元、エッジとリディアの婚姻と戴冠の儀が始められた。
神職長が言祝ぎを述べると、エッジとリディアは礼に従い、深々と頭を下げる。神職長はエブラーナを守護神である龍の施された翡翠の宝珠を掲げ、エッジに向き直る。

「エドワード・ジェラルダイン、あなたはこれより新たな国王としての責を追う事となります。至冠を頂く者として、国の民を守り、よく治め、いかなる時もその責務を全うする事を、神と友と忠実なる者達の前に誓いますか?」

「誓います。この国を守る神、そして全ての者達に。」
決意を秘めたエッジの声が、静まり返った神殿に響く。
神職長の手によりエッジに王冠が冠され、王家の刀が渡された。

「リディア―――幻界の国より降臨したエブラーナの救い主よ。」
リディアの元に、神職長は宝珠を掲げた。
「あなたは新国王エドワードの妻となり、共にこの国を守り、治め、いかなる時もその責を全うする事を全ての者達の前に誓いますか?」

「はい、誓います。」

リディアが静かに答えると、王妃の冠が掲げられ、神職長の手により戴冠された。続いて王尺が手渡されると、来賓の間からため息が漏れる。まずは神の名の下に、2人が正式に夫婦になった瞬間だった。同席の来賓たちから、祝福と承認の拍手が沸き起こる。

来賓を代表し、バロン国王セシルが証人の名乗りを上げた。

「2人の婚姻がなされた事をバロン国王、セシル・ハーヴィの名を持ち、永遠にこの人の世における証人となります。新王と王妃に、限りなき加護と幸いを―――この地を守る神の名の元に、民の元に。そして友の元に、天と地の恵みの元に、新国王・王妃に祝福を!!」

神職長の宣言の声が高らかに響き渡った。

「エブラーナ新王、そして王妃の誕生を、ここに宣言します!」

それを合図に、兵が城内に知らせを走らせる。街では新たな国王が誕生した瞬間、街中に花火が上げられた。

―――エブラーナ万歳!!
―――新王、王妃様に祝福を!!

民衆の祝福を受けるため、二人が城門のバルコニーに向かうと、既に大通りは人の波に埋め尽くされ、小さな城下のみならず、近隣町村の全てが参賀に駆けつけた様な騒ぎになっていた。

「うわ、ウチの国…こんなに人がいたのかよ…」
先の大戦から帰った時以上の人が沿道を埋め尽くしているその光景。エッジは自分の治める国ながら、改めてその責任を重く感じ取るのだった。
「何言ってるのよ、エッジってば…」
エッジと共に手を上げ、ただただ驚きながら人の波を見回していたリディアだったが、目の端に入った影にふと声を上げる。

「あっ…」
それはすぐ真下。一瞬目が合い、人ごみの中に消えた碧の髪の少女。

―――ああ…

「リディア?」
「…そう言う、事だったのか…」
頷くリディアの肩をぽん、と叩くが、なにやら納得しているだけの横顔。
「―――っていうか、ほら!!皆の方向けよ!!!」

エッジがその小さな肩を強引に自分に向けた時、リディアは初めて我に返るも―――

「うわっ、何やってるんだエッジ!?」
「んもう!!本当に!!」

背後に控えていたセシルとローザは、思わず顔を覆う。
集まった人々の前でエッジは、リディアをそのまま胸に抱き込み、唇を重ねていた。

リディアはしばらくばたばたとしていたが、横目でちらり、と人々の姿を見ると、大人しくエッジの腕に落ち着いた。
人々の間からは歓声と冷やかしが大きく巻き起こり、エッジはリディアにつまみ上げられている腕の痛みをこらえつつも、生涯この国と、そして自分と共に歩む王妃を守り続ける事をその心に誓うのだった。

―――その後、エブラーナでは長きに渡り大きな戦も無く、世界各国とも友好的な関係を結び、平和的な発展を遂げてゆく事になる。

数年の後王子と姫にも恵まれ、王と王妃の曇りない治世の下、国の安泰は確かな物になって行くのだった。
そして王と王妃は、共に長い時を幸せに暮らしたと言う。

この子供達もまた、父母にも勝る武勇の王族となり立派に国を治めて行くのだが、それはまた別の物語として伝えられて行くのだろう。




『碧き風の舞い降りた国』  完

 

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そして後日の夕刻、バロンの国王夫妻の元にも慶事の知らせはやって来たのだった。

「良かったわね。あの二人。もう…離れる事もないわね。」
「ああ。まぁ―――なるべくして、じゃないかな。あの二人はきっと。」
「…大変な2人だったわね…本当に…」

深く信頼し合い、どんな苦難をも二人で乗り越えたセシルとローザ。しかし、エッジとリディアが共に歩むには、セシル達とは全く違った意味での、あまりにも乗り越える事が多すぎた。

立場も、環境も、住む世界も――― 愛しあう、と言うだけではない、信頼と言う言葉が指すものを信じられたから、自分達は進んで来られた。しかしこの二人は、何かを乗り越えるにはあまりにも気持ちが淡すぎた様に見えていたのだ。

だからセシルもローザも、リディアを地上には引き止めなかった。
エッジもリディアも、互いの心の深さに気が付いていない様に見えたがせめて、と二人はリディアに、『もしまた会えたら、地上で暮らす場所を用意させて欲しい』と伝えていた。
例えエッジの事がなくとも、寄る辺がないなら力になりたい。彼女の故郷を焼いたセシルにその思いは強かった。

「リディアが幻界に帰った後、エッジが聞いてきたんだ。幻界では、どれ位時間の流れが違うのかって。全く判らなかったけど、すぐに10年の時は過ぎてしまうかも知れない、と答えてはおいたんだ。」
「そう…確かにあの成長は…で、エッジは何て言ってたの?」

―――じゃ、こっちの時間で10年も生きらんねーのかよ…
―――それだけじゃない、次に行ったら生きているかも…

「…こう言っていたよ。『俺もそれ位経ったら身を固めるか。大丈夫だろ。たまに… ばーさんになったあいつの面倒を見に行くのもいいしな。』ってさ。」
召喚士は短命の血筋。時間がないかもしれない事も、エッジは気がついていた。

「それを聞いた時、何て言うんだろ…もしかして、二人はまだ何処かで繋がれるんじゃないかって思ったんだ。いちかばちかで、リディアがバロンに手伝いに来てくれたのは願ってもない事だったよ。リディアも、エッジの近況も気にはかけている様だった。絶対、もう一度二人の時計を動かしたい、って思ってさ。」

ずいぶんと大きな望みをもっていたのね、とローザは目を丸くする。

「だから、リディアをエブラーナに送ったの?急にシドに小型飛空挺まで作らせて!」
「…飛空挺は、まぁ僕も欲しかったし。結果的には、最も良くなったんじゃないかな?リディアもあの内乱で、エブラーナの人々の信頼を得る事が出来た。」

が、セシル!とローザが半ば頬を膨らませた。
「唯でさえ忙しそうだったのに、そんな事まで考えて。私だってあなたの事心配したのよ。私に言ってくれれば、協力だってしたわよ!!」

「い、いや…君は何をするか…」
「な~んですって!?」

慌ててセシルは、ソファから飛び起きる。
勿論、慎重な行動や見方も必要とあらば的確に出来るものの、こうと決めた時のローザの行動は常に、常軌を逸したレベルにまで積極的になる事もまた非常に多い。

つまる所、何を何処までするか判らない。

エブラーナの危機を救った魔導師隊は、実際ほぼローザの独断だった。だがその後の各方面への説明等を考えればとてもあの早さで隊を動かせる状態ではなかった、と言うのが正直な所。

魔力での長距離移動は、バロンの言わば隠れた最新技術の様なもので、いかに魔力に秀でているとはいえ、大勢の者を移動させるには組織全体の協力が必要になる。

あくまで緊急に負傷者救護の必要がある為、とセシルは周りを説き伏せ、魔導師隊の者達に犠牲がでなかったからこそ、何とか後の帳尻も合わせられたのだ。

「いやいや!!結婚式が楽しみだね。あのエッジにはリディアが、ちょうど良いんじゃないか?そこら辺の女性なら、エッジの面倒なんて見切れないよ。おまけにそっくりの子供でも出てきたら…」
「そうね…ってセシル!!なぁんか私達も忘れてなぁい!?」
子供、と言う言葉にローザは身を乗り出す。

ううっ、と息をつめるセシル。
「い、いや、それはその…も、もう少し生活落ち着いてから…」
 
あいも変わらず多忙な2人。
ローザは白魔導師団の仕事等は、自らの直属組織を作り分担して軽減していたのだが、セシルは即位してからも中々、本人がしなくてもよい公務を人に任せられず、仕事を抱える事が多かった。

リディアがバロンに身を寄せていた頃、よく書類の整理等を手伝っていたのも、そうする人が必要だったからこそ。それをローザに諭され、最近は流石に人任せにしているものの、まだまだと言う所。。

「んもう!いっつも忙しいってばかりで!!やっぱり、リディアに手伝って貰った方が良かったかしら!?」
肩に額を寄せられた額を、そっとなでるセシル。
「…いや、その…もう君が張り切る事になるのは、いいんだ…いや、そうだよ、君の為にもね、うん…」

気丈に振る舞ってはいたが、ローザも慣れない王妃生活がしんどいとは思っていたのだろう。リディアが来てくれた時のローザの喜び様はなかった。最もそれが原因で色々と、張り切り過ぎる部分もあったな、と言うのがセシルの認識ではあったが。

が、勿論ローザはそんな思惑はつゆ知らず。
「まぁ、私の為に…とてもうれしい事を言ってくれるのね。セシル!愛しているわ!!」

「あ、ありがとう。だからもう絶対、無茶はしないでくれよ…」


 
 [101日目のプロポーズ 21]
 

拍手

プロフィール
HN:
tommy
性別:
非公開
自己紹介:
FFは青春時代、2~5だけしかやっていない昭和種。プレステを買う銭がなかった為にエジリディの妄想だけが膨らんだ。が、実際の二次創作の走りはDQ4のクリアリ。現在は創作活動やゲームはほぼ休止中。オンゲの完美にはよぅ出没しているけど、基本街中に立っているだけと言うナマクラっぷりはリアルでもゲームの中も変わらない(@´ω`@)
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